ゼッツの胸に巻くベルトだと女性ライダーが登場できない?
『仮面ライダーゼッツ』その最大の特徴は、シリーズ史上初となる斜め掛けの「胸に巻く変身ベルト」とのこと。
その開発と狙いについて、東映・映像企画部・企画製作室プロデューサーと、バンダイ・トイ事業部・企画チームによる対談が行われました。
まぁ、記事の内容は、毎度お馴染みの宣伝記事ですよ。
「世界展開」とか「原点回帰」とか「新たな1号ライダー」とか「バイクアクションの復権」とか、いかにもマニアがよだれを垂らして喜びそうなワードが並んでおりますな~~。
とはいえ、このような開発エピソードは、これまでに何度も聞かされたことがありますので。
おそらく、従来の腰ベルトと差別化して、おもちゃウケの目新しさを狙って、胸ベルトにしたのでしょう?
ならば、開発エピソードも目新しくしていただかないと、結局巻く位置が異なるだけの、これまでと同じベルトになってしまいますから~。

それで、この斜め掛けに胸に巻く、仮面ライダーゼッツの変身ベルト、実際どうなんでしょうか?
部屋を暗くして、おもちゃの試作品ベルトを光らせてみた際、制作陣から「おおーっ!」と歓声が上がったとのこと。
しかし、仮面ライダーの変身ベルトって、大概は光るんじゃないでしょうか?
特にめずらしくも、新しくもありません。
もっとも、特撮バカは、これで狂喜乱舞の大喜びをするのでしょうけどね。
そもそもですが、胸に巻くベルトだと、女性の演者が変身しにくいのではないでしょうか?
昨今は男性だけでなく、多くの女性たちが仮面ライダーに変身する時代です。
それどころか、女性仮面ライダー大集合の「ガールズリミックス」なる企画もあるくらい。
しかもその女性たち、グラビアアイドルだったり、読者モデルだったり、ナイスバディの方が多いんです。
さすがに、そのナイスバディな女性の胸に、変身ベルトを巻くわけにはいかないでしょう。
ちょっとしたプレイになってしまい、子供たちの教育上いただけませんな~。
しかし、前作ガヴでは女性ライダーが登場しなかったので、ゼッツもとなると、2作連続となってしまいます。
女性ライダーだけ、腰ベルトにするって手もあります。
ですが、それだと胸ベルトの存在意義が薄れてしまいますね。
「腰ベルトでもいーんかい!」と、ツッコまれるでしょうから。
さらに、子供が玩具の胸ベルトをしたまま遊んでいて、転んで前のめりに倒れた場合、ベルトで胸を強打して肋骨を骨折する危険性もあります。
実際、ストラップを肩から斜め掛けにした水筒で、この手の事故が多発しているようです。
この危険性を、東映サイドは微塵も考慮しなかったのでしょうか?
また、対談では一切触れておりませんが、胸ベルトにした理由として、ゼッツが「Z」だからという話もあります。
すなわち、ゼッツが「Z」だから、変身後にZの字に見えるように、左肩から斜めの胸ベルトにしたという説です。
となると、ノクスナイトは「N」なのですから、なぜ変身後にNの字に見えるように、逆の右肩斜めの胸ベルトにしなかったのでしょうか?

